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副データポケット
副データポケットとは、主データポケットと同フィールドを持つデータポケットです。副データポケットは主データポケットと同じフィールドの構造を持っていますが、Platioアプリ上での見せ方は別で設定することができます。
※データベースのビューのようなもので、同じレコードを参照して別の見せ方をするデータポケットになります。
※1ミニアプリあたりデータポケット数の上限は30個で、主/副/埋め込みデータポケットそれぞれが1個と数えられます。
例えば、現場の作業員が報告する主データポケットを作成し、リーダーが閲覧する副データポケットを作成します。作業員は主データポケットで報告を入力した後、リーダーは副データポケットで表示して確認後に管理者向けフィールドを編集してレコードを更新する、というようなことができます。
また、現場の作業員の主データポケットのタイプが「レコード作成」で、リーダーの副データポケットのタイプが「レコード管理」のように、同じレコードを扱うデータポケットのタイプを異なるようにしたり、副データポケットには入力シーンが無く新規レコードの登録はできないようにシーンを別にしたり、操作をそれぞれに管理することができます。
副データポケットを追加
副データポケットを追加するには、データポケット編集画面で右上にある「関連データポケット」をクリックし、表示された「副データポケットの追加」をクリックします。表示された「データポケットの追加」画面でタイプを選択します。
※データポケットのタイプについては本ガイドの「データポケットのタイプとシーン」を参照してください。
※主データポケット、副データポケットから複数の副データポケットを作成することができます。副データポケットから副データポケットを作成しても主データポケットは同じで、階層関係にはなりません。
データポケットの追加
データポケットのタイプについては本ガイドの「データポケットのタイプとシーン」を参照してください。
「このデータポケットを複製して副データポケットを作成する」
追加する副データポケットを、主データポケットと全く同じ構成で作成します。副データポケットのシーンでフィールドの表示/非表示や編集の可/不可を変更するのみの場合は、こちらを選択してください。
- 主データポケットのタイプが「レコード管理」の場合、作成する副データポケットのタイプも「レコード管理」
- 主データポケットのタイプが「レコード作成」の場合、作成する副データポケットのタイプも「レコード作成」
「データポケットのタイプを選択して副データポケットを作成する」
追加する副データポケットを、主データポケットと別のタイプにすることができます。同じレコードに対して、データポケットからの最初の操作を変更したい場合は、こちらを選択してください。
- 主データポケットのタイプが「レコード作成」の場合、作成する副データポケットのタイプを「レコード管理」
- 主データポケットのタイプが「レコード作成」の場合、作成する副データポケットのタイプを「レコード作成」
追加するとすぐに、自動的に付けられたデータポケット名で作成された副データポケットの編集画面が表示されます。データポケット名を編集して保存します。
フィールドの編集
副データポケットでフィールドを追加・編集・削除すると、関連する主データポケット・副データポケットに反映されて、すべて同じフィールド構成になります。
シーンの編集
副データポケットごとにシーンを編集して、データポケットごとの操作を設定できます。
シーンをカスタマイズするには、本ガイドの「7. シーン」を参照してください。
フィールドの表示/非表示を変更するには、本ガイドの「新規/表示/編集シーンの設定」を参照してください。
※下記の例のように各種シーンでフィールドを「なし」(非表示)、「入力」(入力可能)、「表示」(表示のみ)を指定して、データポケットを利用するユーザーの操作を管理できます。
関連データポケット
副データポケットが追加されると「関連データポケット」に表示されるようになります。
「関連データポケット」に表示されたデータポケット名をクリックすると、そのデータポケット編集画面が表示されます。
配布
副データポケットを追加して保存すると、画面右上の「配布」がクリックできるようになります。まだ配布していないため赤いアイコンが表示されます。
配布については本ガイドの「4.3 配布」を参照してください。