Platioアプリの新規シーンは、各シーンで「+」追加アイコンをタップした時に表示されます。
作成対象によって下記の種類があります。
初期設定はフィールドになっています。種類を変更するには、データポケット画面の「シーンの設定」をクリックした画面で行います。
※「シーンの設定」を参照してください。
※種類がカメラ、ビデオカメラ、バーコードの場合、レコードの別のフィールドプロパティに初期値を設定している場合、また、計算系フィールドの値プロパティにPlatio式を記述している場合は初期値、計算の処理は行われません。初期値の設定や計算系の処理は、レコードの作成が「フィールド」の場合のみ動作します。
ここでは、設定とプロパティ、各種類について説明します。
設定を表示
シーンの右上にある設定アイコンをクリックします。
共通の設定
種類に共通の設定があります。
①タイトル
シーンに表示されるタイトルをテキストかフィールド情報のいずれかで指定します。上図の青矢印で示した部分に表示されます。
テキスト
固定した文字列を表示します。
フィールド
フィールド情報から取得して表示します。
②フィールド
作成の対象が「フィールド」の場合、フィールド設定があります。
各フィールドの表示/非表示、入力または編集の可/不可を指定します。
なし
シーンにフィールドは表示されません。
入力
シーンにフィールドが表示され、入力/編集ができます。
計算
シーンにフィールドは表示されません。初期値や計算フィールドで値が自動で入力/編集されます。
表示
シーンにフィールドが表示され、入力/編集はできません。
※フィールドプロパティに初期値を設定している場合で「なし」または「表示」のとき初期値は設定されません。また、計算系フィールドの値プロパティにPlatio式を記述している場合で「なし」または「表示」のとき計算処理は行われません。
初期値の設定や計算を行う場合でフィールドの表示をしたくないときは、「計算」を選択します。
※フィールドプロパティで「必須」がオンで「なし」または「表示」の場合は入力がなくてもエラーになりません。
新規画像
レコードの作成で「画像」を設定した場合、レコードを作成する操作でカメラが起動し、撮影した画像が指定したフィールドに保存されます。
プロパティ
解像度
指定した画像を保存するときの解像度を指定します(初期値はオリジナル)。指定したサイズに収まるよう縦横比を維持して縮小されます。
低/中/高/オリジナル
低:500 x 500
中:1500 x 1500
高:2500 x 2500
オリジナル:元の画像のサイズ(初期値)
カメラ
起動するカメラを下記から設定します(初期値は背面)。
前面/背面
前面:端末の前面のカメラを起動
背面:端末の背面のカメラを起動
割り当て
画像
保存先の画像フィールドを選択します。選択は必須です。
位置と日時を割り当てると、保存時の位置情報と日時が自動で保存されます。
位置
地図(位置)フィールドを選択します。選択は任意です。
日時
日時フィールドを選択します。選択は任意です。
新規ビデオ
レコードの作成で「ビデオカメラ」を設定した場合、レコードを作成する操作でカメラが起動し、撮影したビデオが指定したフィールドに保存されます。
プロパティ
カメラ
起動するカメラを下記から設定します(初期値は背面)。
前面/背面
前面:端末の前面のカメラを起動
背面:端末の背面のカメラを起動
割り当て
ビデオ
保存先のビデオフィールドを選択します。選択は必須です。
位置と日時を割り当てると、保存時の位置情報と日時が自動で保存されます。
位置
地図(位置)フィールドを選択します。選択は任意です。
日時
日時フィールドを選択します。選択は任意です。
新規バーコード読取
レコードの作成で「バーコード」を設定した場合、レコードを作成する操作でリーダーが起動し、読み取った値が指定したフィールドに保存されます。
位置と日時を割り当てると、保存時の位置情報と日時が自動で保存されます。
プロパティ
タイプ
読み取るバーコードの種類を下記から設定します(初期値はQRコード)。
QRコード/バーコード/Code 39/Code 39 mod 43/Code 93/Code 128/ EAN-8/JAN-8/EAN-13 (UPC-A)/JAN-13/Interleaved 2 of 5/ITF14/UPC-E/NW-7(Codabar)/Aztec/DataMatrix/PDF417
手動でスキャン
読み取り時に自動で読み取るか手動でタップして読み取るかを設定します(初期値はオフ)。
※自動・手動はカメラ画面でも切り替えることができます。
オン:読み取り時に自動で読み取る
オフ:読み取り時に手動でタップして読み取る
カメラ
起動するカメラを下記から設定します(初期値は背面)。
前面/背面
前面:端末の前面のカメラを起動
背面:端末の背面のカメラを起動
スクロールすると下部のプロパティが表示されます。
パターン(正規表現)
読み取るバーコードのパターンを正規表現で指定します。パターンを正規表現で指定することで、不要な部分や誤認識を回避できます。
割り当て
バーコード
保存先のテキスト系フィールドを選択します。選択は必須です。
※読み取って保存した値は、文字列です。文字を抽出したい場合は、ここの保存先とは別でテキスト生成フィールドを追加してこのフィールドで取得した文字列をPlatio式で加工します。また、数値にしたい場合は、別で数値計算フィールドを追加してPlatio式でnumber関数を使って数値に変換します。
数値計算フィールドの例:number(cabc1234 /* QRコード */)
位置
地図(位置)フィールドを選択します。選択は任意です。
日時
日時フィールドを選択します。選択は任意です。