本ガイドは、Platioの概要の理解と基本的な操作の習得を目的としています。
Platioの概要、利用する全体の流れを理解し、Platio Studioでテンプレートからモバイルアプリを作成して、Platioアプリ・データビューアーでアプリを使う基本的な操作を説明します。
目次
- Platio(プラティオ)とは?
- Platio利用の流れ
- ①作る(Platio Studioでモバイルアプリを作る)
- ②使う(モバイル端末のPlatioアプリでモバイルアプリを使う)
- ③見る(モバイルアプリで収集したデータをデータビューアーで見る)
- 製品ガイドのご案内
- 補足
Platio(プラティオ)とは?
現場の業務に合わせた形式で入力できるモバイルアプリを作成し、現場でモバイル端末のモバイルアプリから入力したデータをクラウドで管理するクラウドサービスです。
クラウドに集めたデータは、リアルタイムに閲覧でき、また集積したデータから通常とは異なる状態を検知して変化や予兆に気付く仕組みを活用できます。
製品紹介につきましては製品ホームページをご覧ください。
Platioテンプレート
Platioには、現場に合わせた100種以上のモバイルアプリのテンプレートがあらかじめ提供されています。利用シーンに合ったテンプレートを見つけて選択するだけで、すぐにモバイルアプリとして使うことができます。
どのようなテンプレートがあるかにつきましては「テンプレート一覧」をご覧ください。
利用環境の準備
パソコン・モバイル端末と、「今すぐ体験」の無料トライアル環境またはご契約環境のログイン情報があれば、すぐにご利用になれます。
※無料トライアルのご案内メールに組織名、Studioユーザー名、パスワードの記載がありますので、あらかじめご確認ください。組織のご契約がない方は、「今すぐ体験!」からお申し込みください。
パソコン
Platio Studioへアクセスしてモバイルアプリを作成します。
データビューアーへアクセスしてモバイルアプリが集めたデータを管理します。
対応ブラウザ:Google Chrome, Firefox, Safari, Edge の最新版
※仕様一覧はこちら。
モバイル端末
Platioアプリでデータ入力・閲覧します。
対応端末:iPhone / iPad / Androidスマートフォン/ Androidタブレット
※仕様一覧はこちら。
モバイル端末にはPlatioアプリをインストールしておきましょう。
Platioアプリはアプリストアから無料でダウンロードできます。アプリストアで「Platio」と検索してください。
インストール完了後、アプリを起動し、必要な権限の許可を行います。通知の送信許可とカメラの使用を許可してください。
Platio利用の流れ
Platioには次の3つのステップがあります。本ガイドでは、各ステップの操作を解説します。
①作る(Platio Studioでモバイルアプリを作る)
②使う(モバイル端末のPlatioアプリでモバイルアプリを使う)
③見る(モバイルアプリで収集したデータをデータビューアーで見る)
Platio用語の定義
Platio製品と作成するモバイルアプリの構成では以下の用語を使います。
| Platio Studio | モバイルアプリを作成する環境です。パソコンのWebブラウザからアクセスします。 |
| Platioアプリ | モバイルアプリを使う環境です。スマートフォン・タブレットでストアからインストールして利用します。Platioアプリで個々のミニアプリを開いてデータを入力・閲覧します。 |
| データビューアー | データを見る環境です。データの入出力・閲覧・管理します。パソコンのWebブラウザからミニアプリ単位でアクセスします。 |
| ミニアプリ | Platio Studioで作成する個々のモバイルアプリの単位です。1つの業務プロセスに対して1つのミニアプリを作成することが一般的です。 |
| データポケット | ミニアプリ内でデータを管理する単位です。データベースにおけるテーブルに相当し、関連するデータ項目をグループ化して管理します。 |
| フィールド | データポケット内の個々の入力項目です。データベースにおけるカラムに相当し、テキスト、数値、日付、画像など様々なデータ型を定義できます。 |
| レコード | データポケットに保存される1件分のデータセットです。データベースにおける行に相当し、全フィールドの値の組み合わせで構成されます。 |
| シーン | Platioアプリにおける画面遷移の単位です。「一覧」「表示」「編集」「新規」など、用途に応じた画面が用意されています。 |
| 配布 | Platio Studioで作成・編集したミニアプリをモバイル端末で使える状態にすることです。ミニアプリを編集した後、「配布」ボタンをクリックして配布を完了します。その後、モバイル端末のPlatioアプリでミニアプリを更新することで最新のミニアプリを使用できます。 |
Platioで利用するログインユーザーの種類に以下の用語を使います。
| Studioユーザー | Platio Studioへログインします。「今すぐ体験!」のお申込み時に登録したユーザーが、Platio Studioの最初のStudioユーザーで、管理者Studioユーザーです。管理者Studioユーザーが新規に別のStudioユーザーを追加します。 |
| ユーザー | ミニアプリへログインします。Platio Studioでミニアプリごとにユーザーを作成します。Platioアプリとデータビューアーからミニアプリへログインします。 |
※それぞれのStudioユーザーで権限管理ができます。ユーザーではアプリ利用の可/不可やデータの入力/編集・閲覧の可否など設定できます。本ガイドでは、権限の説明は省略します。
次に、各ステップの操作を説明します。
①作る(Platio Studioでモバイルアプリを作る)
モバイルアプリを作成するPlatio Studioにアクセスしてみましょう。
Platio Studioへログインする
「https://studio.plat.io/」へアクセスします。
※本リンクは、製品ホームページの画面上部にもリンクがあります。
ログイン画面に、「今すぐ体験!」申し込み時に登録した内容でログインします。
例:
組織名: organization Studioユーザー名:admin
パスワードを入力して「ログイン」をクリックしてください。
ログインすると、下図の画面が表示されます。
【ユーザーとパスワードを忘れたら】
「今すぐ体験!」を申し込みされた際にStudioユーザー情報などをメールで案内しています。お使いのメールソフトで「Platio」で検索してみてください。
パスワードを忘れたときには「パスワードをお忘れですか?」をクリックすると、登録したメールアドレスにパスワードをリセットするリンクが送信されます。メールをご確認ください。
Platioテンプレートからミニアプリを作成
ここから、Platioテンプレートの中から、工事現場における作業状況を記録する「工事現場作業報告」テンプレートを例に、アプリを作成する手順を説明していきます。
このテンプレートのユーザーは、現場監督者を想定しています。モバイル端末から報告データとして、現場の位置情報(緯度/経度)や現地の写真などを保存できます。

Platio Studioにログインした最初のホーム画面は、ミニアプリ一覧が表示されます。作成したミニアプリが表示されますが、まだ作成していないため、何も表示されていません。
ミニアプリを作成しましょう。右上の「ミニアプリを作成」をクリックします。
ミニアプリを作成するウィザードが開始されます。
「テンプレートから作成する」を選択して「次へ」をクリックします。
カテゴリーから「建設・建築」を選択し、「工事現場作業報告」を選択して「次へ」をクリックします。
必要に応じてミニアプリの名前を編集して「作成」をクリックします。
サンプルユーザーを追加する
テンプレートではミニアプリへログインするサンプルユーザーを追加します。ここで作成するユーザーはサンプルとして動作確認に使うことができます。モバイルアプリの動作確認の後、引き続き使うこともできますし、削除して新規にユーザーを追加することもできます。
ユーザーを追加すると、登録したメールアドレスにすぐに招待メールが届きます。届いたメールは保存しておいてください。招待メールの送信を中止することはできません。
※招待メールについては後述の「招待メールについて」をご覧ください。
ユーザー情報を変更するには、ユーザーアイコン左にある編集アイコンをクリックします。(下図の赤枠)
※「スキップ」をクリックすると、サンプルユーザーは追加されずにミニアプリが作成されます。
※ミニアプリの中では、1つのユーザーに1つのメールアドレスを登録します。今後ユーザーを追加する際には、複数のユーザーに同じメールアドレスを登録できませんので注意してください。
編集アイコンをクリックすると、画面右に編集画面が表示されます。情報を編集して「保存」をクリックします。
「ユーザーを追加する」をクリックします。
下図の画面が表示されます。この情報は後で確認できます。「完了」をクリックします。
テンプレートから作成されたミニアプリのデータポケット一覧が表示されます。
データポケット名をクリックするとデータポケット画面が表示されて、データポケットを編集することができます。
本ガイドでは、編集の操作については説明を省略します。データポケット画面についてはPlatio Studioガイドの「4. データポケット画面▼」をご覧ください。
②使う(モバイル端末のPlatioアプリでモバイルアプリを使う)
次に、モバイル端末のPlatioアプリで作成したミニアプリを操作してみましょう。
①の続きで、Platio Studioのデータポケット一覧で、右にある「使う」メニューの「iOS / Androidアプリ」をクリックします。
ミニアプリにアクセスできるURLとQRコードが確認できます。この画面を表示しておいてください。
次にモバイル端末をご準備ください。
Platioアプリのインストール
Platioアプリをストアからインストールして起動してみましょう。アプリストアで「Platio」と検索してインストールしてください。
インストール後、タップして起動します。通知の確認が表示されますので、「許可」をタップして通知を許可してください。
ユーザーでミニアプリにログイン
起動した画面からミニアプリを開始します。開始するには2つの方法があります。
① ミニアプリURLのQRコードをスキャン
② ミニアプリURLを入力して「ミニアプリを開始」をタップ
本ガイドでは①の手順でミニアプリを開始します。「QRコードをスキャン」をタップします。
初回は「カメラへのアクセスを求めています」というメッセージが表示されるので「許可」をタップしてカメラの使用を許可してください。
起動したカメラで、Platio Studioで表示したミニアプリURLのQRコードをスキャンします。
Platioアプリのミニアプリへのログイン画面が表示されます。
ここで「サンプルユーザーを追加する」で作成したユーザー情報を入力して「ログイン」をタップします。
- ユーザー名、またはユーザーのメールアドレス
データポケット画面
ログインすると「工事現場作業報告」データポケットの新規シーンが表示され、新しくデータを入力できる状態になっています。
※「位置情報の利用を許可しますか?」「写真ライブラリにアクセスしようとしています」と表示された場合、Platioの機能をお試しになる際はアクセスを許可してください。後で変更する場合は「モバイル端末機能へのアクセスの許可を変更するには」をご覧ください。
このテンプレートのミニアプリは、1つのデータポケット「工事現場作業報告」で構成され、以下の情報を入力します。
フィールド名:型 --------------------------- 入力日時:日時 工事名:テキスト 工種:テキスト選択 場所:テキスト 場所(地図):地図(位置) 設計寸法:数値 実測寸法:数値 立会者:テキスト 略図:ファイル 写真:画像(小) 写真(手書き):手描き画像
さっそくデータを入力してみましょう。
データを入力
フィールド名に編集アイコン(下図の赤枠)がついている項目は入力/編集ができます。
*がついている項目は必須項目です。
「入力日時」には初期値で現在の日付が入力されています。ここは入力不要です。
「工事名」には文字列を入力します。フィールド名の下をタップして、ここでは「工事001」と入力します。
「工種」は選択です。フィールド名の下をタップすると選択肢の画面になります。
選択肢から1つタップすると画面は閉じられます。
(以降の入力は任意です。)
「場所」は文字列入力です。タップして入力します。
「場所(地図)」は自動で現在地が示されています。このままにします。
「設計寸法」「実測寸法」は数値入力です。タップして入力します。
「立会者」は文字列入力です。タップして入力します。
下から上にスライドしてスクロールし、下部のフィールドを表示して入力します。
「略図」はファイルを添付します。右のアイコンをタップするとiCloud Driveなどからファイルを選択できます。
「写真」はカメラロールまたは撮影して写真を添付できます。
ここで、サンプルの写真を撮影してみましょう。カメラアイコンをタップします。
起動されたカメラで撮影し、「写真を使用」をタップします。
データを保存する
保存アイコンをタップすると、入力した画面が閉じられて、次の新しい入力画面になります。これで入力は完了です。
③見る(モバイルアプリで収集したデータをデータビューアーで見る)
②の手順で入力したデータは、パソコンのブラウザからデータビューアーにアクセスして確認したりまとめて出力することができます。データビューアーを使ってデータを表示してみましょう。
データビューアーにアクセス
Platio Studioで表示していた「iOS / Androidアプリ」画面で、右メニュー「使う」の「データビューアー」をクリックします。
データビューアーのミニアプリへのログイン画面が表示されます。
ここで「サンプルユーザーを追加する」で作成したユーザー情報を入力して「ログイン」をクリックします。
- ユーザー名、またはユーザーのメールアドレス
データポケット一覧
データポケット一覧が表示されます。「工事現場作業報告」データポケットをクリックします。
レコードリストを表示
データポケットで登録されたレコードのリストが表示されます。検索や並び替えを行うことができます。
データポケットからフィールドに入力したデータのまとまりをレコードといいます。
レコードを表示・編集
レコード左の「表示」「編集」アイコンをクリックすると、レコードを表示または編集することができます。
ここでは編集アイコンをクリックしてみましょう。
※アイコンにカーソルを当てるとヘルプが表示されます。
レコードが表示されて、各フィールドが編集可能です。右下にレコード作成者、作成日時、レコード更新者、更新日時が表示されます。
編集画面で「保存」「キャンセル」をクリックすると表示画面に切り替わります。
表示画面を閉じるときは、左上のナビゲーションでデータポケット名をクリックします。
レコードを作成
レコードリスト画面の右上メニューの「作成」「インポート」からデータを入力したりレコードをインポートしたりすることができます。
以上で、Platio製品の基本的な操作説明は終わりです。各製品ガイドは下記をお読みください。
製品ガイドのご案内
補足
招待メールについて
ミニアプリへユーザーを追加すると、指定したメールアドレスへミニアプリへの招待メールが届きます。
本ガイドで、テンプレートからミニアプリを作成してPlatioアプリを使うとき、Platio StudioのQRコードをスキャンしましたが、ミニアプリのユーザーを追加したときに送信される招待メールの本文からPlatioアプリ、またはデータビューアーへアクセスすることもできます。
モバイル端末の場合
モバイル端末のメールアプリで受信した招待メールを開き、メール本文に記載されているミニアプリ名のボタンアイコン(下図の赤枠)をタップします。
Platioアプリがインストールされている場合は、Platioアプリが起動されてミニアプリへのログイン画面が表示されます。
Platioアプリがインストールされていない場合は、ブラウザが起動されてデータビューアーのミニアプリへのログイン画面が表示されます。
パソコンの場合
パソコンのメールアプリで受信した招待メールを開き、メール本文に記載されているミニアプリ名のボタンアイコン(下図の赤枠)をクリックすると、ブラウザが起動されてデータビューアーのミニアプリへのログイン画面が表示されます。
Platioアプリを使う場合、メール本文に記載されているQRコードをPlatioアプリで読み取るとミニアプリへのログイン画面が表示されます。手順は、Platio Studioで操作した「ユーザーでミニアプリにログイン」と同じです。
招待メールが届かない場合
招待メールが届かない場合、メールアプリの迷惑メールフォルダーに入っていないかをご確認ください。招待メールは、Platio Studioから再送することができます。再送の指定は、Platio Studioガイドの「ユーザー」をご覧ください。
Platio Studio・Platioアプリ・データビューアーにログインできない場合
解決できない場合は、サポートへお問い合わせください。
モバイル端末機能へのアクセスの許可を変更するには
Platioアプリにアクセスを許可することを変更するには、モバイル端末のOSの設定にあるアプリ情報から行います。
iOSの場合、下図のアプリ情報から各種設定を変更できます。