このチュートリアルは、大まかな流れでPlatioを習得できます。
このチュートリアルは、Platioの概要を理解している方を対象としています。Platioの概要についてはPlatio Studioガイドの「1. Platioについて」をご一読ください。
※チュートリアルでは、PremiumプランのPlatio Studioを使っており、Standardプランとメニュー画面等の表示が異なっていますが、Standardプランでチュートリアルをすすめることができます。画面に異なる部分があることをあらかじめご了承ください。
はじめに
Platioには、3つの製品と2種類のユーザーがあります。
Platio Studio | ミニアプリを制作する環境。Studioユーザーでログインします。 |
Platioアプリ | データの入力・編集・表示などを行います。ユーザーでログインします。 |
データビューアー | データのインポート、エクスポートやデータ管理の環境。ユーザーでログインします。 |
Platioのミニアプリテンプレート
Platioには、ミニアプリのテンプレートが100種類以上あり、用途に合わせて選べます。
下記リンクをご参照ください。
このチュートリアルでできるようになること
- テンプレート「倉庫棚卸(日次)」からミニアプリを作成してレコードを操作する
「倉庫棚卸(日次)」ミニアプリは、「棚卸報告」データポケットを使って倉庫の棚卸数を日次で報告するミニアプリです。
データビューアーを使って、事前に倉庫の情報と入庫数、出庫数、在庫数を登録し、棚卸の作業としてPlatioアプリを使って登録されたレコードに棚卸数、差異を登録します。
Platioアプリの画面
データビューアーで登録するデータの例(CSV形式、1行目がフィールド名)
倉庫コード,倉庫名,棚番,品番コード,品番名称,入庫数,出庫数,在庫数,棚卸数,差異,棚卸担当者
1111,西倉庫,E007,378654,AE4657-2,0,45,60,,,user1
1111,西倉庫,E008,622568,EA47579,0,45,60,,,user1
1111,西倉庫,E009,357852,GR257-A,0,45,60,,,user1
チュートリアル開始
細かなPlatioの機能や設定の説明は後にして、まずはPlatio Studio、データビューアー、Platioアプリに触れてみましょう。
Platio Studio
まずは、Platio Studioへアクセスします。
- Platio Studioへトライアル申し込み時に登録した組織名、Studioユーザー名、パスワードでログイン
- 右上の「ミニアプリを作成」をクリック
- 「テンプレートから作成」を選択し、「倉庫棚卸(日次)」ミニアプリを作成
- ミニアプリを配布の過程で、ユーザーを追加
- 作成画面で「完了」をクリック
ミニアプリ編集画面が表示されます。
ここまでの画面の流れを以下の動画で確認してください。
動画1-1(約1分:音声無し、字幕なし)
ミニアプリ編集画面では、データのまとまりを登録するデータポケット一覧が表示されます。
「棚卸報告」データポケットをクリックします。
「棚卸報告」データポケットのフィールド構成が確認できます。
(個々のフィールドの説明は省略しますのでフィールドの構成のみを確認してください。)
左上のミニアプリ名をクリックしてミニアプリ編集画面に戻ります。
ユーザー
サンプルユーザーのパスワードを変更しておきましょう。
- メニュー「ユーザー」をクリック
- ユーザーの一覧でユーザー名の編集アイコンをクリック
- 編集画面でパスワードを入力して保存
以下の動画で手順を確認してください。
動画1-2(約30秒:音声無し、字幕なし)
パスワードを変更した後、ユーザーの画面からは左上のミニアプリ名をクリックして、ミニアプリ編集画面に戻ります。
データビューアー
データビューアーでCSVファイルのデータを「棚卸報告」データポケットへインポートします。
※サンプルのCSVファイル(Platio_Tutorial_data1.csv)をダウンロードしてお使いいただけます。
※CSVの例でインポートするデータを確認してください。
- メニューの「データビューアー」をクリック
- データビューアーで、ミニアプリへログイン(ミニアプリ作成時に追加したサンプルユーザー名と先ほど変更したパスワードを入力します。ここではuser2を使います。)
- データポケット一覧で「棚卸報告」データポケットをクリック
- 右上の「インポート」をクリック
- CSVファイルを指定してインポートを完了
ここまでの画面の流れを以下の動画で確認してください。
動画1-3(約1分:音声無し、字幕なし)
「棚卸報告」データポケットへレコードのインポートが完了しました。
Platioアプリ
次に、Platioアプリでインポートしたレコードを編集します。
端末にPlatioアプリをインストールしておいてください。インストールについてはPlatioアプリガイドの「1. Platioアプリについて」をご参照ください。
- メニューの「iOS / Androidアプリ」をクリック
- Platioアプリの「QRコードをスキャン」をタップして、表示されたQRコードを読み取り
- ミニアプリのログイン画面でサンプルユーザー名とパスワードでログイン(ここではuser1を使います。データビューアーでインポートしたレコードの一覧が表示されます。)
- レコードをタップ
- 表示されたレコードで、棚卸数フィールドをタップして値を入力し、右下の「✔」保存アイコンをタップして編集内容を保存
ここまでの画面の流れを以下の動画で確認してください。
動画1-4(約30秒:音声無し、字幕なし)
Platioアプリでミニアプリへログインし、データポケットのレコードを編集できました。
今回のチュートリアルは以上です。
さらに、操作を知りたいときは各種ご利用ガイドをご参照ください。
データビューアー:サンプルのCSVファイル