このチュートリアルは、ガイド「初めてのPlatioチュートリアル1」を習得済み、またはPlatio Studioへログインしてテンプレートからミニアプリを作成し、データビューアーとPlatioアプリからレコード操作ができる方を対象にしています。
このチュートリアルでは、フィールドのプロパティとプロパティの中で便利な設定ができる「初期値」について解説します。
※初期値の動作は、Platioアプリからのみ動作します。データビューアーでは動作しませんのでご注意ください。
このチュートリアルでできること
- テンプレート「写真日報」からミニアプリを作成してフィールドプロパティを確認する
「写真日報」ミニアプリは、「写真日報」データポケットを使って画像を添付した報告書を作成します。
Platioアプリの画面
チュートリアル開始
Platio Studioでミニアプリを作成
最初に、「初めてのPlatioチュートリアル1」の手順を参考にして、テンプレート「写真日報」からミニアプリを作成します。
操作の流れを以下の動画で確認してください。
動画2-1(約秒:音声無し、字幕なし)
Platioアプリでフィールドを確認
ミニアプリの作成が完了したら、ミニアプリのQRコードをPlatioアプリで読み取ってサンプルユーザー「user1」でログインしましょう。
操作の流れを以下の動画で確認してください。
動画2-2(約20秒:音声無し、字幕なし)
ログインすると「写真日報」データポケットの入力画面が表示されます。
入力画面を表示した日時とログインしたユーザーが自動で設定されています。これがプロパティで設定している初期値になります。また、フィールドに付いている「*」は入力必須です。入力しないと確認メッセージが表示されてレコードは保存できません。
Platio Studioでフィールドプロパティを確認
次に、この設定をどのように指定しているかPlatio Studioで確認してみましょう。
Platio Studioの写真日報ミニアプリ編集画面で「写真日報」データポケットをクリックします。
フィールドが横に並んで配置されています。各フィールド名の下のアイコンでプロパティの設定内容が確認できます。
報告日時フィールドの歯車アイコンをクリックしてプロパティ画面を表示します。
プロパティの内容はフィールドごとに異なります。
主な基本プロパティは以下です。
- 検索可能
- ソート可能
- 値の重複を許さない
- 必須
- 初期値
プロパティには、基本プロパティと高度なプロパティがあります。基本プロパティの画面左下にある「高度なプロパティを表示」をクリックすると、下図のような高度なプロパティが表示されます。
詳しい説明は、フィールドガイド「共通プロパティ(基本・高度なプロパティ)」をご参照ください。
ここまでの流れは以下のとおりです。
- Platio Studioへログインしてミニアプリ編集画面を表示
- データポケット名をクリックしてデータポケット編集画面を表示
- フィールドの歯車アイコンをクリックしてプロパティを表示
- 「高度なプロパティを表示」をクリックして高度なプロパティを表示
操作の流れを以下の動画で確認してください。
動画2-3(約35秒:音声無し、字幕なし)
初期値
よく使われる主なフィールドの初期値について説明します。
日時系フィールド
日時・日付・時間フィールドでは、基本プロパティで「入力時の日時を自動で設定する」のように表示されます。
高度なプロパティを表示すると、基本プロパティでの名称とは変わって「入力時の日時」のように表示されます。さらにオプションや別の初期値を設定できます。
別の初期値は下図のとおりです。
初期値では、レコード選択フィールドを使った「レコード選択」がよく使われる便利な機能です。
※レコード選択フィールドについては機能ガイド「「レコード選択」フィールド」をご参照ください。
ユーザーフィールド
ユーザーフィールドでは、基本プロパティでログイン時のユーザーを自動で設定できます。
高度なプロパティでオプションや別の初期値を設定できます。
下図はオプション画面です。
テキスト系フィールド
テキスト系フィールドでは、値の初期値を設定できます。日時やユーザーと同様に、高度なプロパティでオプションや別の初期値を設定できます。
その他のフィールドについては、各種フィールドガイドをご参照ください。
フィードガイドへのリンク
プロパティ画面でヘルプアイコンをクリックするとフィールドガイドが表示されます。
今回のチュートリアルは以上です。