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Platio(プラティオ)とは?
現場の業務に合わせた形式で入力できるモバイルアプリを制作し、現場でスマートフォン・タブレットのモバイルアプリから入力したデータをクラウドで管理するクラウドサービスです。
クラウドに集めたデータは、リアルタイムに閲覧でき、また集積したデータから通常とは異なる状態を検知して変化や予兆に気付く仕組みを活用できます。
本書は、「Platioスタートアップガイド」でPlatioの概要を理解した読者を対象にしています。
まずは「Platioスタートアップガイド」をお読みいただき、Platioの全体の概要や利用の流れをご理解ください。
Platio製品とユーザー
Platioには、モバイルアプリを制作する「Studioユーザー」と、モバイルアプリを使いデータを入力・閲覧する「ユーザー」の2種類のアカウントがあります。
製品概要と製品を使うユーザーの種類は表のようになります。
名称 | 製品概要 | ユーザーの種類 |
Platio Studio (プラティオスタジオ) |
モバイルアプリを制作する環境です。 パソコンのWebブラウザからアクセスし、Studioユーザーでログインします。約100種類の中から業務に合ったテンプレートを選択してアプリを作ります。 ユーザーを登録して、アプリが使えるように招待します。 |
Studioユーザー トライアルのお申込み時に登録したユーザーが、「Platio Studio」の最初のStudioユーザーは管理者です。 Studioユーザーで「Platio Studio」にログインします。 |
Platioアプリ (プラティオアプリ) |
モバイルアプリを使う環境です。 スマートフォン・タブレットでストアからインストールして利用します。 招待されたユーザーでログインして、アプリで入力・閲覧します。 |
ユーザー Studioユーザーがミニアプリごとに作成します。 「Platioアプリ」と「データビューアー」にログインできます。 |
データビューアー
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データの入出力・閲覧・管理する環境です。 パソコンのWebブラウザからアクセスし、ユーザーでログインします。 招待されたユーザーでログインして、データを入力・閲覧します。また、用意したファイルのデータをインポートしたり、収集したデータをファイルにエクスポートしたりできます。 |
ユーザー Studioユーザーがミニアプリごとに作成します。 「Platioアプリ」と「データビューアー」にログインできます。 |
※管理者Studioユーザーは、新規に別のStudioユーザーを追加できます。特定のミニアプリや特定の操作を制限することはできません。
※管理者ユーザーは、データポケット設定の権限に関係なく、データビューアーで全てのレコードを参照・編集・削除することができます。また、データビューアーでは、管理者にのみ画面右上のメニューに「プッシュ通知」が表示され、データビューアーからユーザーのアプリにプッシュ通知を送ることができます。
Platioの料金プラン
Platioのご契約プランには、Standard・Premium・Enterpriseの3種類があり、保存データ容量やユーザー数の上限に違いがあります。
※Studioユーザーはご契約プランにかかわらず10ユーザーまで追加できです。
選択できない画面部分にはアイコンが表示されます。
PremiumまたはEnterpriseをご契約の場合は、アイコンは表示されず、すべてのメニューが利用可能です。ご契約プランについては「料金プラン」をご参照ください。
モバイルアプリのテンプレート
Platioには、現場に合わせた約100種のモバイルアプリのテンプレートがあらかじめ提供されています。
利用シーンに合ったテンプレートを見つけて選択するだけで、すぐにモバイルアプリとして使うことができます。
どのようなテンプレートがあるかは「テンプレート一覧」をご参照ください。
※「Bluetooth LE接続」のテンプレートは、PremiumまたはEnterpriseをご契約の場合にのみ利用できます。
ミニアプリとデータポケット
Platioアプリは、現場業務に合わせた「ミニアプリ」でデータを管理します。ミニアプリでは、複数の異なるデータ(レコード)を管理することができ、データを入力・表示する部分を「データポケット」と呼びます。ミニアプリに複数のデータポケットを含めることができます。
各製品では、ミニアプリを開いてデータポケットを操作します。
<Platio Studio>ミニアプリ・データポケットを作成する
<Platioアプリ>データポケットでデータを入力・閲覧する
<データビューアー>データポケットでデータを入力・閲覧する
Platio Studioにログイン
パソコンのブラウザで「https://studio.plat.io/」にアクセスします。
または、Platioサイト「https://plat.io/」へアクセスして右上メニューの「Platio Studioログイン」をクリックします。
ログイン画面に、トライアル申し込み時に登録した内容でログインします。
例)
組織名:platio-01
Studioユーザー名:user01
上記のように登録した場合、組織名に「platio-01」、Studioユーザー名に「user01」と入力します。
パスワードを入力して「ログイン」をクリックしてください。