目次
一覧シーンの表示フォーマット
表示フォーマットでは、一覧シーンでのレコード情報のレイアウトを指定します。
一覧シーンの設定アイコンをクリックします。
設定画面が表示されます。
表示フォーマットは、あらかじめ決められたレイアウトの種類(「基本」「アイテム」「画像」「詳細」「値」)を選択して指定できます。
レイアウトをカスタマイズする場合は「カスタム」を選択します。「カスタム」はレイアウトの編集画面から自由にラベル(固定文字列)やフィールドの値を配置することができます。
注意:レイアウトの種類を選択して割り当てを指定した後に、別のフォーマットを選択すると、前のフォーマットで指定した内容は破棄されるので注意してください。
カスタムを選択してレイアウトを配置した後に、別のレイアウトを選択すると、カスタムで指定した内容は破棄されます。保存したい場合は、レイアウトをエクスポートしてファイルに出力しておき、必要に応じてインポートして利用します。エクスポートしたレイアウトは、別のデータポケットでインポートして利用することもできます。
レイアウトの種類は以下のとおりです。
❶基本
❷アイテム
❸画像
❹詳細
❺値
❻カスタム
カスタムでは、自由にラベル(固定文字列)やフィールドの値を配置することができます。表示フォーマットで「カスタム」を選択し、「レイアウトを編集」をクリックして表示されたレイアウトの編集画面でレイアウトを配置します。
タイプがレコード管理のデータポケットを作成した後に、一覧シーンの表示フォーマット「カスタム」を選択するとレイアウトの編集画面は以下のようになります。(「基本」からカスタマイズする場合)
例えば、工場日報テンプレートでは以下のようにカスタマイズされています。
※レイアウトをクリアして最初から配置するには、項目をクリックして選択して「削除」をクリックし、登録済みの項目をすべて削除します。
レイアウトを配置する
配置できる項目は以下の3つです。
- テキスト
- 指定したフィールドの値をテキストで表示
- 画像
- 指定したフィールドの画像を表示
- ラベル
- 固定文字列を表示
レイアウトを配置するには以下の手順で操作します。
- レイアウトで行数と列数を指定してセルに分割する(「レイアウト」タブ)
- 分割されたセルに項目を配置して表示内容を定義する(「フィールド」タブ)
- 必要に応じて項目のスタイルを定義する(「スタイル」タブ)
ここから、以下の危険地域情報テンプレートの表示フォーマットへカスタマイズする手順で説明します。
「レイアウト」タブ
表示フォーマットの行数と列数を指定します。
「行列」と「可変幅列数」は、指定した数で行と列が等分されます。
「固定幅列数(左)」は左から固定幅で列数が設定されます。
「固定幅列数(右)」は右から固定幅で列数が設定されます。
※各項目の表示域を狭くしたり広くしたりするには、行数と列数を多く分割し、広くする場合に項目のサイズで拡張します。(項目のサイズ指定は「フィールド」タブにあります。)
「背景画像を使用する」を「はい」にすると、割り当てに「背景画像」が追加され、画像フィールドを指定してレコードごとの画像を背景に表示できます。
以降の例では、「行列」と「可変幅列数」のみを指定した以下の表示フォーマットで説明します。
「フィールドを追加」をクリックして、追加する項目をクリックします。
左上から右横に順に項目が追加されます。
追加した項目をクリックすると「フィールド」「スタイル」タブが表示されます。
「フィールド」タブ
項目を選択して「フィールド」タブをクリックした画面で以下を設定できます。
テキストの場合
名前:割り当てで設定する際の名前を設定します。
位置:配置するセルの位置を、左の行数と右の列数で設定します。
サイズ:拡張したいセルのサイズを、左の行数と右の列数で設定します。
※上図では右に3列分拡張しています。
画像の場合
※設定項目については前述の「テキストの場合」を参照してください。
ラベルの場合
テキスト:一覧シーンで表示するテキスト(固定文字列)を設定します。
Platio式テンプレートを使って、フィールドIDの参照によりフィールドの値からテキストを生成できます。
例えば、日時フィールドから年月日のみをフィーマットを指定して表示するには以下のように書きます。
${ formatDateTime(日時フィールドのID,"YYYY年MM月DD日")}
テキストの表示行数:テキストの表示を1行または複数行に設定します。(初期値は1行)
※位置、サイズについては前述の「テキストの場合」を参照してください。
※Platio式テンプレートについては、Platio開発者ドキュメント「Platio式テンプレート」を参照してください。
「スタイル」タブ
項目を選択して「スタイル」をクリックした画面で以下を設定できます。
- 文字サイズ(初期値は左から2番目)
- 文字の太さ(初期値は真ん中)
- テキストの表示行数(初期値は1行)
- テキストの位置(初期値は左寄せ)
- 文字の色(初期値は黒)
- 背景色(初期値は白)
割り当てでフィールドを選択する
項目の種類がテキストと画像の場合、設定した項目の名前が表示されます。
各項目にどのフィールドの値を表示するかを指定します。
エクスポート/インポート
表示フォーマットはエクスポートして別のミニアプリや別のデータポケットにインポートして再利用することができます。
「レイアウトをエクスポート」をクリックすると、[データポケット名]_[シーン名].cellLayoutというファイル名でダウンロードされます。別のデータポケットでインポートして利用することができます。
「レイアウトをインポート」をクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されます。別のデータポケットからエクスポートしたファイルを選択してインポートします。
※エクスポートしたデータポケットの表示フォーマットのラベルでPlatio式テンプレート使用してフィールドIDを参照している場合、その表示フォーマットをインポートしたデータポケットではフィールドIDを設定し直してください。