目次
エクスポート
登録したレコードは、ExcelまたはCSVの形式でエクスポートできます。
※ミニアプリでまとめてエクスポートすることはできません。それぞれのデータポケットからエクスポートしてください。
Excel形式では、集めたレコード情報を報告や分析を行うことに利用できます。CSV形式は、バックアップや一括更新、または、別の組織へレコードを移行する場合などに利用できます。
検索条件にマッチするレコードのみをエクスポートすることができます。検索条件にマッチしたレコードを表示した状態でエクスポートしてください。検索については、本ガイド「レコードの検索(絞り込み表示)」を参照してください。
エクスポートするには、データポケットのレコード一覧画面で「エクスポート」をクリックします。
レコードのエクスポート画面が表示されます。
ファイル形式
下記の4つの形式を指定でき、画像フィールドなどの添付ファイルがある場合はZIP形式でExcel(xlsx)またはCSVのデータと添付ファイルをエクスポートできます。一括登録・一括更新などインポートに利用したい場合は、CSV形式を選択します。
登録されているレコードがダウンロード可能なレコード数を超えて存在する状態でエクスポートすると、レコードのエクスポート画面でエラーメッセージが表示されます。
- Excel(xlsx)
- 最大10,000レコードまでまとめてダウンロード可能
- Excel(xlsx)と添付ファイル
- 最大10,000レコードまでまとめてダウンロード可能
- CSV
- 最大100,000レコードまでまとめてダウンロード可能
- CSVと添付ファイル
- 最大10,000レコードまでまとめてダウンロード可能
※添付ファイルを含めて一度にエクスポートできる添付ファイル数の上限は30,000個、合計サイズの上限は1GBです。
用途
ファイル形式がCSVの場合に「用途」オプションを指定できます。クリックすると用途を選択できます。
「用途」の概要と、「作成者、更新日時などの情報を含める」によってエクスポートするファイルの内容を、テンプレート「施設巡回点検」の巡回場所ミニアプリを例にして説明します。
用途が「汎用」
汎用的なCSV形式ファイルをエクスポートします。
・「作成者、更新日時などの情報を含める」がオフの場合
各フィールド名とレコードが出力されます。
例)
"巡回場所ID","場所名","QRコード生成"
"NTB10E01","NTビル1階中央入口","qrcode.png"
・「作成者、更新日時などの情報を含める」がオンの場合
各フィールド名と作成者、作成日時、更新者、更新日時が追加されて出力されます。
例)
"巡回場所ID","場所名","QRコード生成","作成者","作成日時","更新者","更新日時"
"NTB10E01","NTビル1階中央入口","qrcode.png","user","2020/02/21 14:53:52","user","2020/02/21 14:53:53"
用途が「レコード更新用」
ここでエクスポートしたファイルをインポートでレコードを一括更新する場合に選択します。
レコードIDを指定して同じレコードIDのレコードを更新するためのCSV形式ファイルを準備します。
「レコード更新用」を選択してエクスポートすると、"_id"フィールドが追加されてレコードIDが出力されます。添付ファイルのフィールドは出力されません。「作成者、更新日時などの情報を含める」オプションは表示されません。
例)
"巡回場所ID","場所名","_id"
"NTB10E01","NTビル1階中央入口","rett2wootobaf7h2mrdfw5un4sm"
用途が「レコードコピー用」
ここでエクスポートしたファイルを別のデータポケットに移行する等の場合に選択します。インポートでレコードを一括コピーするためのCSV形式ファイルをエクスポートします。
移行時に、移行元のレコード作成者を引き継ぎたい場合には、「レコードコピー用」を選択して「作成者、更新日時などの情報を含める」をオンにしてエクスポートすると、レコード作成者のフィールドが追加されて出力されます。添付ファイルのフィールドは出力されません。
・「作成者、更新日時などの情報を含める」がオフ
例)
"巡回場所ID","場所名"
"NTB10E01","NTビル1階中央入口"
・「作成者、更新日時などの情報を含める」がオン
"_createdBy","_createdAt","_updatedBy","_updatedAt"の各フィールドが出力されます。
例)
"巡回場所ID","場所名","_createdBy","_createdAt","_updatedBy","_updatedAt"
"NTB10E01","NTビル1階中央入口","user","2020/02/21 14:53:52","user","2020/02/21 14:53:53"
"_createdBy"フィールドが含まれて出力されるので、インポートで「各レコードの作成者を指定する」オプションをオンにして登録するときにそのまま使えます。
※ただし、"_createdAt","_updatedBy","_updatedAt"フィールドは利用されません。
選択された行のみをエクスポートする
選択した行がある場合にオプションが表示されます。選択された行のみをエクスポートします。複数ページにわたって選択したレコードは、1,000レコードまでまとめてエクスポートすることができます。
フォーマット
エクスポートするレコードに含まれるフィールドによって、フォーマットオプションが表示されます。
作成者、更新日時などの情報を含める
「作成者、更新日時などの情報を含める」オプションをオンにすると、エクスポート時に作成者、作成日時、更新者、更新日時の各フィールドが出力されます。「ファイル形式」にCSVを指定すると、次項の用途オプションによって、別のフィールド名でエクスポートされます。次項の用途オプションを参照してください。
「作成者、更新日時などの情報を含める」オプションをオンにすると、「タイムゾーン」オプションが表示されます。
複数の値を持つ列を分割する
複数の値を持つ列で値を分割するように指定します。
日時のフォーマット
「ファイル形式」で「CSV」または「CSVと添付ファイル」を選択した場合にオプションが表示されます。
タイムゾーン
レコードに日時系フィールドがある場合にオプションが表示されます。タイムゾーンを指定できます。
期間のフォーマット
レコードに期間フィールドがある場合にオプションが表示されます。時間・分、またはミリ秒のいずれの形式でエクスポートするかを選択します。