目次
エクスポート
登録したレコードは、ExcelまたはCSVの形式でエクスポートできます。
※ミニアプリ単位でまとめてエクスポートすることはできません。それぞれのデータポケットからエクスポートしてください。
エクスポートでは、以下のことができます。
- ExcelまたはCSVの形式でエクスポートできます。インポートに利用できるのはCSV形式のみです。
- メディア系フィールドで添付ファイルを含むデータポケットの場合、添付ファイルなし、添付ファイルありを選択できます。添付ファイルありのエクスポートはZIP形式です。構成はインポート画面で確認できます。
- 作成者、更新日時などの情報を含めてエクスポートできます。インポートで、レコード作成者を指定するオプションに利用できます。
- レコードIDを含めてエクスポートできます。インポートでレコードIDを指定して更新する場合に利用できます。
- 日時情報を含む場合、日時のフォーマット、タイムゾーンを指定できます。
- 複数の値を持つ列を分割して出力できます。
- 期間フィールドのフォーマットを選択できます。
- エクスポートするファイルのエンコーディングをUTF-8またはShift JIS (CP932) で選択できます。
- 検索条件にマッチするレコードのみをエクスポートすることができます。検索条件にマッチしたレコードを表示した状態でエクスポートします。検索については、本ガイド「3.1. レコードのソートと検索」を参照してください。
エクスポートするには
データポケットのレコード一覧画面で「エクスポート」をクリックします。
レコードのエクスポート画面が表示されます。データポケットの構成によって表示されるオプションが異なります。
ファイル形式
Excel(xlsx)またはCSVを指定できます。インポートに利用する場合は「CSV」を選択します。
画像フィールドなどの添付ファイルがある場合、ZIP形式で、Excel(xlsx)またはCSVと添付ファイルをエクスポートできます。インポートに利用する場合は「CSVと添付ファイル」を選択します。
エクスポートしたZIPファイルを解凍すると、attachmentsフォルダーに添付ファイルが保存されます。添付ファイルを識別するために、ファイル名の末尾にaから始まる27桁の文字列の添付ファイルIDが付加されています。
※添付ファイルIDがない元のファイル名でエクスポートすることはできません。
例:
ダウンロード可能な最大レコード数
ファイル形式 |
ダウンロード可能なレコード数 |
Excel(xlsx) | 最大10,000レコード |
Excel(xlsx)と添付ファイル | |
CSV | 最大100,000レコード |
CSVと添付ファイル | 最大10,000レコード |
登録されているレコードがダウンロード可能なレコード数を超えて存在する状態でエクスポートすると、レコードのエクスポート画面で「エクスポートするレコード数が多すぎます。」というエラーメッセージが表示されます。
※一度にエクスポートできる添付ファイル数の上限は30,000個、合計サイズの上限は1GBです。
※インポート可能なレコード数は最大で10,000レコードです。インポートを考慮する場合は、エクスポートするレコード数を検索条件で絞り込みする等して調整してください。
※1データポケットあたりのレコード数の上限は10万レコードです。データポケットに登録されたレコード数が10万レコード以下の場合にレコードを追加できる仕様のため、登録手順によっては10万レコードを超えて登録されます。ファイル形式がCSVでダウンロード可能なレコード数は10万レコードのため、10万レコードを超えて登録されている場合は、エクスポートするレコード数を検索条件で絞り込みする等して調整してください。
用途
ファイル形式がCSVの場合に「用途」オプションを指定できます。クリックすると用途を選択できます。
用途 |
説明 |
汎用 |
汎用的なCSV形式で出力されます。 後述のオプション「作成者、更新日時などの情報を含める」がオンの場合、追加で「作成者」「作成日時」「更新者」「更新日時」フィールドが出力されます。 |
レコード更新用 |
追加で"_id"列にレコードIDが出力されます。 インポートでレコードIDを指定してレコードを更新する時に利用できます。 |
レコードコピー用 |
後述のオプション「作成者、更新日時などの情報を含める」がオンの場合、追加で”_createdBy" "_createdAt" "_updatedBy" "_updatedAt"列が出力されます。オフの場合、一部を除いて用途が「汎用」のCSVと同じです。 コピー元のレコード作成者を引き継ぐ場合、コピー先データポケットへインポートする時に利用できます。 ※インポートのオプション「各レコードの作成者を指定する」をオンにして利用します。 |
ご契約の料金プランがEnterpriseプランの場合のみ、ファイル形式が「CSVと添付ファイル」では追加で用途「保管用」が表示されます。
用途 |
説明 |
保管用 |
上記の用途とは異なり、エクスポートが完了した時点でメールでダウンロード用のリンクが送られます。 詳しくは、後述の「用途が「保管用」」を参照してください。 |
選択された行のみをエクスポートする
下図のように行を選択してから「エクスポート」をクリックすると、レコードのエクスポート画面で「用途」の下に表示されます。
選択された行のみをエクスポートします。複数ページにわたって選択したレコードは、1,000レコードまでまとめてエクスポートすることができます。
フォーマット
エクスポートするレコードに含まれるフィールドによって、フォーマットオプションが表示されます。
作成者、更新日時などの情報を含める
オンにすると、エクスポート時に作成者、作成日時、更新者、更新日時の各フィールドが出力されます。「ファイル形式」と「用途」オプションによって出力される情報が異なります。「オプションごとの出力形式」を参照してください。
また、オンにすると後述の「タイムゾーン」オプションが表示されます。
複数の値を持つ列を分割する
項目を複数含むフィールド(例えば、パルスオキシメーターフィールド)で、複数の項目を別の列に分割するように指定します。
※複数テキスト選択、複数数値選択、複数ユーザーのフィールドのように複数の値を持つフィールドで、複数の値を別の列に分割するというオプションではありません。
日時のフォーマット
「ファイル形式」がCSVで、下記のいずれかの場合に表示されます。エクスポートするフォーマットを選択します。
- 「作成者、更新日時などの情報を含める」オプションがオン
- データポケットに日時フィールドがある
タイムゾーン
日時に関連するオプションを選択した場合に表示されます。タイムゾーンを指定できます。
期間のフォーマット
データポケットに期間フィールドがある場合にオプションが表示されます。時間・分、またはミリ秒のいずれの形式でエクスポートするかを選択します。
エンコーディング
ファイル形式がCSVの場合に「エンコーディング」オプションが表示されます。
UTF-8またはShift JIS (CP932) を指定します。
オプションごとの出力形式
ファイル形式が「Excel」
各フィールドが出力されます。添付ファイルがあるデータポケットの場合、メディア系(添付ファイル)フィールドには、元のファイル名が出力されます。
ファイル形式が「Excelと添付ファイル」
ダウンロードされたZIP形式ファイルを解凍すると、添付ファイルはattachmentsフォルダーに保存されています。
解凍したExcelファイルの列は添付ファイルなしと同じですが、メディア系(添付ファイル)フィールドの値はattachmentsフォルダーの添付ファイルへのリンクがついて出力されます。
「作成者、更新日時などの情報を含める」がオンの場合
"作成者"、"作成日時"、"更新者"、"更新日時"の列が追加されて出力されます。
※下図は、添付ファイルなしの場合です。
ファイル形式が「CSV」
用途が「汎用」
各フィールドが出力されます。メディア系(添付ファイル)フィールドがある場合、元のファイル名で出力されます。
「作成者、更新日時などの情報を含める」がオンの場合
各フィールドと、追加で"作成者"、"作成日時"、"更新者"、"更新日時"が出力されます。
用途が「レコード更新用」
各フィールドと、追加で"_id"列にレコードIDが出力されます。メディア系(添付ファイル)フィールドは出力されません。
※エクスポート画面で「作成者、更新日時などの情報を含める」オプションは表示されません。
用途が「レコードコピー用」
各フィールドが出力されます。メディア系フィールド(添付ファイル)は出力されません。
「作成者、更新日時などの情報を含める」がオン
各フィールドと、追加で"_createdBy","_createdAt","_updatedBy","_updatedAt"が出力されます。
インポートでレコード作成者を指定する場合に、このオプションでエクスポートしたCSVを利用できます。
※"_createdBy"列に記述されたユーザーがレコード作成者になります。インポートで"_createdAt","_updatedBy","_updatedAt"列は利用されませんが、含まれていても問題ありません。
ファイル形式が「CSVと添付ファイル」
ダウンロードされたZIP形式ファイルを解凍すると、添付ファイルはattachmentsフォルダーに保存されています。
用途が「汎用」
各フィールドが出力されます。メディア系(添付ファイル)フィールドは、attachmentsフォルダーに保存された添付ファイル名で出力されます。
※元のファイル名の末尾にaから始まる27桁の文字列の添付ファイルIDが付加されています。
「作成者、更新日時などの情報を含める」がオンの場合
上記の各フィールドと、追加で"作成者"、"作成日時"、"更新者"、"更新日時"が出力されます。
用途が「レコード更新用」
各フィールドと、追加で"_id"列にレコードIDが出力されます。メディア系(添付ファイル)フィールドは、attachmentsフォルダーに保存された添付ファイル名で出力されます。
※エクスポート画面で「作成者、更新日時などの情報を含める」オプションは表示されません。
用途が「レコードコピー用」
各フィールドが出力されます。メディア系フィールド(添付ファイル)は、attachmentsフォルダーに保存された添付ファイル名で出力されます。
「作成者、更新日時などの情報を含める」がオン
各フィールドと、追加で"_createdBy","_createdAt","_updatedBy","_updatedAt"が出力されます。
インポートでレコード作成者を指定する場合に、このオプションでエクスポートしたCSVを利用できます。
※"_createdBy"列に記述されたユーザーがレコード作成者になります。インポートで"_createdAt","_updatedBy","_updatedAt"列は利用されませんが、含まれていても問題ありません。
用途が「保管用」
※本機能は、料金プランがEnterpriseプランでのみご利用いただけます。
用途が「保管用」以外では、エクスポートするとすぐにファイルのダウンロードが開始されます。
用途が「保管用」では、エクスポートが完了した時点でデータビューアーにログインしているユーザーのメールアドレス宛てにダウンロード用のリンクが送られます。
ダウンロード可能なレコード数は、最大で100,000レコードです。添付ファイル数の上限は300,000個、添付ファイルの合計サイズの上限は10GBです。
※インポートに指定できるZIP形式ファイルのサイズ上限は1GBまで、またインポート可能なレコード数は最大で10,000レコード、添付ファイル数は30,000個です。インポートを考慮する場合は、エクスポートするレコード数を検索条件で絞り込みする等して調整してください。
エクスポートすると、下図のメッセージが表示されます。
データビューアーにログインしてエクスポートを行ったユーザーのメールアドレス宛てにリンクを案内する内容のメールが届きます。メール本文の「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードされるファイルは、用途が「レコードコピー用」のZIP形式と同じです。