Platioアプリでは、フィールドやシーンでリーダーを使ってQRコード・バーコードを読み取り、レコード処理に利用することができます。
利用できる処理は3つの方法があります。ここでは、①②③について概要を説明しています。詳しくは、それぞれの「詳しくはこちら」の記事を参照してください。
①リーダーで読み取ったデータを保存する
Platioアプリで、QRコード・バーコードを読み取ったデータをそのままフィールドの値として登録できます。
利用例:出荷業務の場合、出荷対象に貼られた棚番号やロット番号のQRコードを読み取って、出荷記録に値を登録する。
下図イメージでは、読み取った値を「出荷対象ID記録」データポケットの「管理ID」フィールドに登録しています。
②バーコードシーンで読み取った値で検索して一致したレコードを編集する
QRコード・バーコードを読み取ったデータで登録済みのレコードを検索し、一致したレコードを参照・編集します。
利用例:
・セミナー受付の場合に、開催前に配布した参加者IDのQRコードを、セミナー当日に受付でバーコードシーンで読み取って登録済みの参加者レコードを検索し、一致したレコードを編集して参加フラグを登録する
・在庫数チェックの場合に、QRコードを貼って管理された商品からバーコードシーンで読み取って登録済みの商品レコードを検索し、一致したレコードを編集して在庫数を編集する
下図イメージでは、「在庫数チェック」データポケットに登録済みのレコードの「管理ID」フィールドから、リーダーで読み取った値を検索し、一致したレコードがアプリに表示されています。
③レコード選択フィールドのリーダーで読み取ってマスターデータからデータを選択
Platioアプリのレコード選択フィールドでレコード選択の操作をする代わりに、リーダーでQRコード・バーコードを読み取ったデータをマスターデータから選択して登録することができます。
レコード選択フィールドを使うことにより、別のフィールドで初期値を使って同じ選択元の別のフィールド値を参照できます。
利用例:在庫管理の場合に、商品に貼られたQRコードを読み取って商品IDを登録するとき、同じ選択元の商品名などを初期値を使って取得することで、マスターデータの値をまとめて登録する。
下図イメージでは、「在庫管理」データポケットのリーダーを使って、「商品リスト」データポケットに登録済みのレコードの「商品ID」フィールドから、リーダーで読み取った値を検索し、一致したレコードの値を「在庫管理」データポケットの「商品ID」フィールドに設定します。
レコード選択フィールドを使うことで、「在庫管理」データポケットの「商品名」フィールドの初期値で、「商品リスト」データポケットの「商品名」を参照して設定することとができます。
以上で、説明は終わりです。