Platioアプリでは、フィールドやシーンでリーダーを使ってQRコード・バーコードを読み取り、レコード処理に利用することができます。
利用できる4つの方法をご紹介します。
- ①リーダーで読み取ったデータを保存する
- ②バーコードシーンで読み取った値で検索して一致したレコードを編集する
- ③レコード選択フィールドのリーダーで読み取ってマスターデータからデータを選択
- ④レコード一覧の検索でリーダーから読み取った値に一致したレコードを表示する
この記事では、①②③④について概要を説明しています。詳しくは、それぞれ別のガイドのリンク先をご参照ください。
①リーダーで読み取ったデータを保存する
Platioアプリで、QRコード・バーコードを読み取ったデータをそのままフィールドの値として登録できます。
別のガイドで詳しく説明しています。下記をご参照ください。
※下記のガイドでは、リーダーで読み取った文字列の一部を切り出して利用する方法を説明しています。
利用例
出荷業務の場合、出荷対象に貼られた棚番号やロット番号のQRコードを読み取って、出荷記録に値を登録する。
下図イメージでは、読み取った値を「出荷対象ID記録」データポケットの「管理ID」フィールドに登録しています。
②バーコードシーンで読み取った値で検索して一致したレコードを編集する
QRコード・バーコードを読み取ったデータで登録済みのレコードを検索し、一致したレコードを参照・編集します。
別のガイドで詳しく説明しています。下記をご参照ください。
利用例
・セミナー受付の場合に、開催前に配布した参加者IDのQRコードを、セミナー当日に受付でバーコードシーンで読み取って登録済みの参加者レコードを検索し、一致したレコードを編集して参加フラグを登録する
・在庫数チェックの場合に、QRコードを貼って管理された商品からバーコードシーンで読み取って登録済みの商品レコードを検索し、一致したレコードを編集して在庫数を編集する
下図イメージでは、「在庫数チェック」データポケットに登録済みのレコードの「管理ID」フィールドから、リーダーで読み取った値を検索し、一致したレコードがアプリに表示されています。
③レコード選択フィールドのリーダーで読み取ってマスターデータからデータを選択
Platioアプリのレコード選択フィールドでレコード選択の操作をする代わりに、リーダーでQRコード・バーコードを読み取ったデータをマスターデータから選択して登録することができます。
レコード選択フィールドを使うことにより、別のフィールドで初期値を使って同じ選択元の別のフィールド値を参照できます。
別のガイドで詳しく説明しています。下記をご参照ください。
利用例
在庫管理の場合に、商品に貼られたQRコードを読み取って商品IDを登録するとき、同じ選択元の商品名などを初期値を使って取得することで、マスターデータの値をまとめて登録する。
下図イメージでは、「在庫管理」データポケットのリーダーを使って、「商品リスト」データポケットに登録済みのレコードの「商品ID」フィールドから、リーダーで読み取った値を検索し、一致したレコードの値を「在庫管理」データポケットの「商品ID」フィールドに設定します。
レコード選択フィールドを使うことで、「在庫管理」データポケットの「商品名」フィールドの初期値で、「商品リスト」データポケットの「商品名」を参照して設定することとができます。
④レコード一覧の検索でリーダーから読み取った値に一致したレコードを表示する
Platioアプリの一覧シーンで検索アイコンをタップして検索するときに、QRコード・バーコードを読み取った値でレコードリストを検索することができます。
別のガイドで詳しく説明しています。下記をご参照ください。
利用例
商品ID、棚番、在庫数を管理するデータポケットの一覧シーンで、検索アイコンをタップして棚番を入力する際に文字列を手動で入力するのではなく、リーダー機能を使って棚番のQRコードを読み取って値を設定することができます。
一覧シーンで検索アイコンをタップします。
検索条件のリーダーアイコンをタップして起動されたリーダーでQRコードまたはバーコードを読み取って検索できます。
以上で、説明は終わりです。