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Platioアプリのレコードリストで右メニューの検索アイコンをクリックすると、登録されたレコードの検索可能なフィールドを対象に、キーワードや書式を使って条件を指定して検索することができます。
フィールドを検索対象にする
フィールドを検索対象にするには、アプリの管理者があらかじめPlatio Studioでフィールドプロパティ「検索可能」をオンにします。
※ガイド「レコード検索書式」の「検索対象のフィールドの設定」をご覧ください。
検索条件を指定する方法
Platioアプリのレコードリストで検索するには、下記の4つの方法があります。
- ①検索画面
- フィールドを検索対象にするだけで、アプリで一覧シーンの検索アイコンをタップし、対象のフィールドに値を入力して検索を実行できます。
- ②定義済み検索条件
- 一覧シーンの検索アイコンをタップすると、アプリの管理者があらかじめ登録した検索条件が表示され、タップすると検索を実行できます。初期状態で、検索条件を固定しておくこともできます。検索条件を解除して、任意の検索を実行できます。
- ③絞り込み
- 一覧シーンで、アプリの管理者があらかじめ登録した検索条件を実行した結果が表示されます。アプリ側で検索条件を解除できず、管理者が決めた条件のレコードリストのみを表示できます。
- ④検索バー
- アプリで、フィールド名や検索したい値を手入力し、任意の検索条件を実行できます。
次にそれぞれの検索手順を説明します。
①検索画面
Platioアプリの利用者が、レコードリストで検索アイコンをタップすると、検索可能フィールドごとに値を指定できる検索画面が表示されます。値を入力して検索を行います。
次の②定義済み検索条件が登録されている場合は、定義済み検索条件のみが操作でき、この検索はできません。
検索条件は、フィールドによって決められています。
検索画面については、Platioアプリガイド「7. 一覧シーンの検索」の「一覧シーン(一覧、地図、グラフ)での検索画面」をご覧ください。
②定義済み検索条件
Platioアプリの利用者が、レコードリストで検索アイコンをタップすると、定義済み検索条件を選択できます。選択して検索を行います。一覧シーンでワンタップで簡単に検索できます。
アプリの管理者が、あらかじめPlatio Studioで一覧シーンのプロパティ「定義済み検索条件」で検索条件を定義します。
定義済み検索条件の追加画面で「この検索条件をデフォルトで選択する」のチェックをオンにすると、デフォルトで絞り込みされたレコードリストを表示した状態にできます。
定義済み検索条件については、Platio Studioガイド「7.1.2. 一覧シーンの定義済み検索条件」の「定義済み検索条件とは」をご覧ください。
③絞り込み
Platioアプリの利用者がレコードリストを表示すると、絞り込みされたレコードリストが表示されます。
アプリの管理者が、あらかじめPlatio Studioで一覧シーンのプロパティ「絞り込み」で検索条件を定義します。
レコードリストで検索アイコンをタップする必要はありません。Platioアプリの利用者は絞り込みを解除できないため、例えば、未承認のレコードのみ表示、期限日が今日のレコードのみ表示、など特定のレコードのみを操作する場合に便利です。
絞り込みについては、Platio Studioガイド「7.1. 一覧シーンの設定」⑤をご覧ください。
④検索バー
Platioアプリの利用者が、レコードリストで検索アイコンをタップすると、上記①または②の検索画面が表示されます。その検索画面上部にある検索バーで直接、レコード検索書式を記述して検索を行います。
検索バーについては、Platioアプリガイド「7. 一覧シーンの検索」の「検索バーで直接検索書式を入力」をご覧ください。
検索条件の書き方
検索条件はフィールド名、比較演算子、値の組み合わせで指定します。
検索条件の書き方や例は、ガイドの「付録2. レコード検索書式」の「検索条件の書き方」をご覧ください。