クイックアクションは、一覧シーンでレコードをスワイプすることで、レコードの値を設定・更新することができる機能です。レコードの編集シーンを開いて編集操作を行わずに、一覧シーンから簡単な操作で設定・更新できます。
※本機能は、Premiumプラン以上でご利用いただけます。
【注意】本機能が公開された2025年5月27日以降に作成したミニアプリでご利用いただけます。それ以前に作成されたデータポケットではお使いいただけませんのでご注意ください。また、本機能をお使いいただくには、Platioアプリ 3.6.24以降が必要となります。
設定・更新できるフィールドの種類
値を設定・更新できるフィールドの種類(タイプ)は以下の3つで、1つのレコードにつき各1つのフィールドを指定できます。
スイッチ | 値をオンにします。 |
日時 | 現在日時を設定します。値が設定されていた場合は更新します。 |
ユーザー | 現在のログインユーザーを設定します。値が設定されていた場合は更新します。 |
Platio Studioの一覧シーンのプロパティでクイックアクションを設定すると、Platioアプリの一覧シーンでレコードのセルを左から右にスワイプすることで、1つのレコードの複数のフィールドの値を一度に更新することができます。
副データポケットごとに設定ができます。データポケットの利用者ごとに操作を制限したい場合、主・副データポケットでそれぞれ別の設定を行います。
Platio Studioでの設定
例として、下図のようなフィールドを持つデータポケットで操作します。
一覧シーンの設定アイコンをクリックします。
設定画面が表示されます。下部にある「クイックアクション」をクリックします。
クイックアクションの編集画面が表示されます。
データポケット内にスイッチフィールド、日時フィールド、ユーザーフィールドが存在する場合、それぞれの項目でプルダウンリストをクリックするとフィールド名が表示されて1つ選択できます。フィールドを選択しない場合には、そのタイプのアクションは動作しません。
フィールドを選択して「完了」をクリックします。
設定画面の「完了」をクリックして、データポケットを保存します。
Platioアプリでの操作
クイックアクションが設定されたデータポケットの一覧シーンで、レコードのセルを左から右にスワイプするとアクションアイコンが表示されます。スワイプ操作が完了すると、フィールドの値が設定されます。
この例では、ミニアプリへユーザー「user1」でログインします。
スワイプ操作前
データポケットの一覧シーンを表示します。
スワイプ操作
設定または更新したいレコードのセルを左から右へスワイプします。
スワイプ操作後
「報告日時」に現在の日時、「最終確認ユーザー」に現在ログインしているユーザー(この例では user1)、「確認状況」にオンが設定されます。
※この例では、データポケットでのソート設定が報告日時で降順のため、レコードが一番上に表示されます。
以上で、説明は終わりです。